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エアコン工事あれこれ話

できるんです!大規模修繕のタイミングを待たずに足場のない場所でエアコン取り付け工事

投稿日:

4階以上のマンションやビルで、ベランダや足場になるものがない箇所のエアコン。
都内では非常に多く見られる設置環境ですが、その多くは20年以上も前の古いエアコンが設置されています。問題なく稼働しているかどうかは別として・・・。
また、エアコン用に設けられた『配管穴(スリーブ』が設けられているにも関わらず、エアコンが付いていない物件も沢山あります。

なぜでしょうか?主な理由としては以下の問題が挙げられます。

  • 足場が無いから工事自体ができない
  • 当初の予定では大規模修繕のタイミングで設置する『仮設足場』でエアコンの更新を行うはずだったが大規模修繕が行われない
  • 何も考えずにそういう設計にしてしまった
  • 高所作業関係の法令が整っていない時代の設計だから職人に丸投げ(危険な工事をさせるのが前提)

ざっくり上記のような感じなのではないでしょうか?毎年毎年『熱中症による死亡報告』があるにも関わらず、エアコンの設置ができずに困っている方が放置されているのが現状です。

今年の夏も似たような案件で多くのお問い合わせを頂戴しました。その中の一つをご紹介します。

足場がないと絶対にエアコンの設置ができない物件

まずは写真を御覧ください。

地上10階建てのマンションです。2階にエアコンの配管が見えますね。2階・3階であればハシゴで何とかエアコンの設置ができるかも知れません。

よく見ると分かると思いますが、2つの並んだ窓の右側に『エアコン用の配管穴(スリーブ)』が用意されています。なので設計段階ではエアコンを設置する前提の建物なのです。

ですが実際は3階以上のお部屋には1台もエアコンが設置されていません、普通の業者では絶対に設置することができない環境です。

大規模修繕時の足場があれば設置可能ですが、大規模修繕はいつ行うのか不明です。

一般的な工事業者ではお手上げな設置環境ですが、弊社クアトロテクノサービスであれば不可能はありません。どんな場所でもエアコンの設置工事を可能にしています。

 

どうやって工事するの?

写真を見てもらった方が分かりやすいと思います。

ん?上空に2つの影が見えますか?もう少し近づいてみましょう。

ロープアクセスによるエアコン取り付け工事

屋上よりロープで降下して施工箇所に留まり、そのまま施工を行う『ロープアクセス』という方法です。

ロープにぶら下がって行うのですが、一般的に知られている『ブランコ工事』とは異なり、降りるだけではなく、登り返すことも横移動も可能です。

屋上からの景色

屋上より降下していきます

施工対象階に到着です

地上から見上げるとこんな感じです

横移動も可能です

ご覧の通り、ベランダがなくても、足場がなくてもエアコン取り付けを行うことができる『ロープアクセスによるエアコン取り付け工事』(無足場工法)

『足場を必要としない』というのがメリットと思われがちですが、それ以外にももっと多くのメリットがあります。

ロープアクセス工法のメリットとは?

※注意※ あくまで『エアコン取り付け工事』を前提としたロープアクセスでの話です!

ロープアクセスのメリット

  • 施工に最適な『距離感』を保つために任意の箇所に自ら移動できる
  • 施工に最適な距離感を保つことにより『的確な施工』を行うことができる
  • 足場の場合は足場そのものが施工の妨げになるケースがあるがロープアクセスはそれがない
  • 即日完工が可能(足場の場合は設置及び解体で数日は必要)
  • (足場と比較すると)騒音が少ない
  • あらゆる高所難所に対応できる

ざっくりですが上記のようなメリットがあります、他にもメリットは沢山あると思います。

逆にデメリットは?と思うかと思いますのでデメリットも記載します。

ロープアクセスのデメリット

  • エアコン取付工事費にプラス『高所作業費』が加算されるので工事費がトータルで割高になる(とはいえ、足場の設置をした場合は足場費用が高額になるのでデメリットとも言えない)
  • 台数が多い場合はその都度高所作業費が加算される。(10台以上の複数台の場合は足場を設置した方が安価な場合がある)

ごめんなさい、デメリットがそんなに思い浮かびませんでした。念の為もう一度書きますが、上記のメリットデメリットは『エアコン取り付け工事』に限っての事です。

 

エアコンの設置を諦めてしまっている方が多くいるという現実

夏を頂点に年間を通して「なんとかならないか?」というお問い合わせを全国から頂戴します。
お客様ご自身、マンションのオーナー様、不動産会社様、高所へのエアコン取り付けでお困りの方は驚くほど多くいらっしゃいます。
詳しく話を伺うと、ネットあるいは量販店で購入し、いざ工事の日になって施工を断られてしまった上に

「こんな環境、対応(施工)できる業者いませんよ。数百万掛けて足場を組むか大規模修繕まで待ってもらうしか無いですね」

そう言われてしまうようです。まぁ、その通りなんですけどね。
多くのお客様は「たかがエアコン取り付け」という軽い考えなので何も考えずに購入するようです。

また、それに対して販売する側の方は「売ったもん勝ち」的な思惑があるようで、ろくに打ち合わせもしないまま高額なエアコンを売りつけているのです。

最終的に困ってしまったお客様は「エアコンの取り付け自体を諦める」という流れのようですね・・・。

そんなお客様にこそこの記事が届いてくれたら良いな、と思いつつ書いています。
弊社クアトロテクノサービスに不可能はありません、また日本全国どこへでも伺います。

 

簡単に点検できない箇所だからこそ、万難を排した施工品質

私達クアトロテクノサービスは価格重視のこの時代に逆行し、『施工品質第一』を掲げております。
万難を排した施工精度で、あらゆるリスクの発生を考慮し、最善最高の施工を目指しております。

毎日ロープアクセスが必要なエアコン取り付けを行っているのかと言うとそうではなく、
月の半数以上は新築一戸建てや新築マンション等へのエアコン取り付け工事を行っています。

そこで培った「エアコン取り付けに関わる技術」を高所作業中も発揮できるよう、常に訓練を行っています。

地面に足を付けて施工を行うのと空中にぶら下がった状態で施工を行うのでは勝手が違います、
地上でまともにできない人間がロープにぶら下がっても何もできません。

日々の地上でのエアコン取り付けに関する技術の向上、
高所作業に関する技術や安全対策の向上、
このふたつの目標を常に念頭に置き施工を行っております。

誰の目にも触れることのない場所だからこそ、こだわって施工を行いたい。
細部までこだわった施工を行い、施工環境の悪さを決して言い訳にしない。
私達のモットーです。

お問い合わせ、ご依頼は弊社ホームページよりお願いします。

株式会社クアトロテクノサービス

 

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  • この記事を書いた人

yu-ki

当ブログの管理人の清 祐樹(せい ゆうき)です。 エアコン工事・ロープ高所作業の専門業者、株式会社クアトロテクノサービスの代表取締役社長です。

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