たかがエアコン されどエアコン。エアコン一つで人は笑顔になれるしイライラしちゃうこともあるんです、当ブログはエアコン工事に関する有益な情報、エアコンとは全く関係のないことを綴ります。

エアコン工事で世界を救うブログ

覚書的な話

音楽を奏でるヘルメット♪

投稿日:

先に断っておきますが今回はエアコンとあまり関連性のない内容です。

タイトルの通り、音楽を聴くことのできるヘルメットの作り方(?)と使用感です。

私は幼少期から『音楽』の中で生活をしていたので、音楽は精神安定剤のような空気のような、とても身近な存在でした。好きな音楽を聴きながら何かを行うと全てがスムーズに回りだし、万事うまくいきます。

音楽が刻むテンポや抑揚などに刺激を受け、情緒豊かな気持ちになり、とても仕事がはかどります。あくまで私の場合。

また、ロープ高所作業をやっている時、空中でロープに吊るされたまま待機しなければならない時間が多少あります。室内作業が終わるのを待ったりしますからね。

空中で独りぼっち、そんな時(寂しい時)は音楽の力を借ります。

真面目にやれよ、しかも危ないし。って思われてしまうかもしれません、そうですね勿論、外部の音を完全に遮ってしまうような音量で聴いている訳ではない事も先に断っておきます。

 

仕事をしながら音楽を聴くための道のり

音楽を聴ける環境を作るにあたって、いくつか考慮しなければならないことがありました。

  • 周囲の迷惑にならないように(工事現場でラジオを大音量で流している昭和スタイルの職人さんがいますが、近隣住民からの印象がすこぶる悪いです)
  • 危険行為にならないように(危険察知の妨げにならないように)
  • 仕事の邪魔にならないように(本末転倒になってしまいます・・・)
  • 仲間と普通に会話ができるように(現場でのコミュニケーションは大事です!)

まず最初に考えたのはスマホ(iPhone)+イヤフォン、というシンプルなスタイル。

これは失敗でした。

まずイヤフォンの特性上、周囲の音を完全に遮断してしまうという事、、、少し考えれば分かることなんですけどね(ToT)

周囲の音が一切聞こえないというのは私達現場作業、特に高所作業を行う人間にとっては命に関わる事です。危険察知ができないばかりか、自分の周囲で何が起こっているか?、仕事の進捗はどうか?など耳から入ってくる情報量がかなりあるからです。これでは命知らずで仕事ができない大馬鹿者ですね。

それからイヤフォンとスマホをつないでいるイヤフォンコードが死ぬほど邪魔な上に千切れそうになる、という事。

日常生活で使用するのと異なり、現場作業・特にロープ高所作業をする際には色々な装備を身に着けなければなりません。フルハーネスは勿論のこと、カラビナ・ディッセンダー・アッセンダー・ループスリング・ハンドアッセンダー・インパクトドリル・・・挙げればキリがないほど全身にジャラジャラと装備を付けています。それらにコードが絡まり、非常に危険です。

ただし、聴こえてくるサウンドは『最高!』の一言です。音質はイヤフォンが一番いいです。しかし大馬鹿者になりたくないのでボツ案となりました。

 

次に考えたのが上記の組み合わせでイヤフォンをワイヤレスにして首にイヤホンを掛けて音量を上げて音漏れした音を聴くというスタイル。

これも失敗でした。

まぁうるさいです(汗)満員電車でシャカシャカ鳴らしてる迷惑人間と大差ないです。なのでこれもボツ案。

ワイヤレスにしてコードが無くなったのは良い事でしたが・・・。

 

次に考えたのはワイヤレススピーカー(Bluetooth接続)

これも失敗でした。

ワイヤレススピーカーはその名の通りスピーカーなので音量が大きすぎました。音量を絞ればまぁまぁ使えますが音が細くなるので聴こえません。逆に音量を上げると音が広がりすぎてしまって周りに迷惑になります。クレームに繋がってしまうこともあるかもしれません。

イヤフォンと異なり、音が響く空間があるからなのか、サウンドは私好みのドンシャリで鳴ってくれるので物自体は気に入ったのですが上記の理由からボツ案。

 

行き着いた先はバイク用品?

以下で詳しくご説明します。

 

音が鳴るヘルメットの作りかた

まずはどんな感じの物か画像をお見せします。

これが私愛用のヘルメット、『PETZL アルベオベスト』、一見普通の高所作業用のヘルメットですが・・・。

ひっくり返してみると内側はこんな感じになってます。高所作業用(※ 国内の産業用ヘルメットの規格 「保護帽の規格 (飛来・落下物用、墜落時保護用) 」 に適合)なので一般的なヘルメットとは若干違いがありますが、一般的なヘルメットの内側も似たような感じだと思います。

で、よーく見てみると内側の左右に黒くて丸い物が確認できると思います。これがスピーカーになっています。

外してみるとこんな感じ。

これ、バイク乗りがツーリングの時に会話をしたりするための装置なんです。アマゾンで『ヘルメット スピーカー』等で検索するとヒットすると思います、参考までにリンクを貼り付けておきます。似たような商品がたくさんあるのでお好みの機能やお使いのオーディオに合った物でいいと思います。

どうやって音楽が鳴るの?

このスピーカー、Bluetoothに対応しています。私の場合、iPhoneとBluetooth接続して音楽を再生しています。音源はAmazonMusicからが多いです。私は使わないのでよく分かりませんがiTunesで再生する方が一般的かもしれませんm(_ _)m

 

 周囲への音漏れは?

私は音量をかなり絞って再生していますので周囲への音漏れはほぼありません。至近距離にいる仲間ですら音楽を聴いている事に気が付かないほどです。もちろん、音量を上げればヘルメットから音が周囲に漏れることは十分あります、そして周囲に漏れるほど音量を上げると音割れします。あくまで自分専用です。自分が楽しむのに周囲に迷惑をかけてしまっては元も子もないです。くれぐれも音量には注意してください。聴こえるか聴こえないか程度が丁度いいです。

 

肝心なサウンドは?

周囲に音漏れしない程度に絞った音量でも、ヘルメットの内部でいい感じに共鳴してくれるので非常に良い音で『鳴ります』。まるでヘルメット自体がスピーカーになったような感じになります。そしてそこに頭を突っ込んでいるイメージです。音に包まれます。※ただし音源のジャンルによっては物足りないかもしれません。

 

そんな感じで、全ての問題点をクリアした魔法の(?)ヘルメットですがすこぶる調子がいいです♪作成及びその使用は自己責任でお願いします。

 

 

 

 

良かったらポチッとお願いしますm(_ _)m

  • この記事を書いた人

yu-ki

当ブログの管理人の清 祐樹(せい ゆうき)です。 エアコン工事・ロープ高所作業の専門業者、株式会社クアトロテクノサービスの代表取締役社長です。

人気記事

1

4階以上のマンションやビルで、ベランダや足場になるものがない箇所のエアコン。 都内では非常に多く見られる設置環境ですが、その多くは20年以上も前の古いエアコンが設置されています。問題なく稼働しているか ...

2

新築一戸建てへのエアコン取付工事でお客様ががっかりすることの無いよう、現役のエアコン取付工事の職人がアドバイスをいたします。 新築一戸建て、特に3階建て・2階建ての住宅において、『建築中の足場があるう ...

3

その無料現地調査って意味あるの? エアコン工事を依頼した際の無料の「事前下見」「事前現地調査」ですが、本当に無料で大丈夫なのでしょうか? いきなり結論からですが、はっきり言って『無駄』です。時間の無駄 ...

4

エアコンの室外機はどこに設置するのがいい?『一戸建ての場合』 一戸建ての場合、エアコンの室外機は室内機から一番近い場所に設置する。というのが慣例(悪しき習慣)です。 でも、ちょっと待った!!!本当にそ ...

-覚書的な話

Copyright© エアコン工事で世界を救うブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.