高気密高断熱の新築一戸建て、エアコンを取り付けるには様々な事に注意して、確実な施工が大切です。
気密性能・断熱性能・防水性能・防湿性能・透湿性能・防虫性能・は勿論のことですが、他にも注意しなければならないことが山のようにあります。
それは、見た目の美しさや利便性・快適性の機能美などをはじめ、実に多くの事を念頭に置いて施工しなければなりません。
今回はそんな『高気密高断熱の新築一戸建て』へのエアコンの取付のご依頼を、私の生まれ故郷である『静岡県』のお客様から頂戴しました。静岡県は静岡県でも私の生まれ故郷は富士宮市という静岡県東部に位置する地域で、今回ご依頼を頂戴したのは静岡県西部に位置する浜松近辺でした。
どうしてわざわざ遠い横浜の業者に依頼を?
私達の会社から現場までは250km程の距離があります、移動時間にして3~4時間程度の距離です。
お客様は最初、お住まいの近くで「高気密高断熱住宅」へのエアコン取り付け工事に明るい業者を探したようです。何社かに問い合わせと見積もりを依頼した所、お客様の満足する施工内容の返答を得ることができず、インターネットで私達クアトロテクノサービスに辿り着いてくれたそうです。ありがとうございます。本当にありがたいことです。
何度かメール(LINE)で施工のプランニングと打ち合わせを行い、この施工内容なら!ということで私達にお任せいただける運びとなりました。
何が他の業者と違うの?
詳しい施工内容は企業秘密を含むのでここでは書けませんが、一級建築士と大工監修による弊社独自の『住宅を守る施工方法』を気に入ってくれたようです。
え、それじゃ全然分からないんだけど・・・ってなると思いますので、少しだけその内容を公開します。
『万難を排した配管穴の穿孔(穴あけ)』
まずは建築図面をお借りし、隅々までじっくり拝見して大まかな躯体等の位置を把握します。次は実際に壁に触れ、打診等を行ないます。長年の勘だけには頼らず壁裏センサーと細い針などを用いて壁の内部を探り、図面と実際の微妙なズレを頭の中で修正します。スリーブ穿孔可能な範囲を誤差数ミリ単位で特定し、最終的な穿孔位置を決めていざ穴を開けます。細心の注意をはらい、断熱材の欠損を最小限に抑える事も重要です。
これらの工程を怠ると(端折ると)住宅の命でもある『柱』や『筋かい』等の躯体を傷つけてしまったり、大穴を開けてしまったりと大変なことになります。新築一戸建ての保証が無くなってしまったり、大地震に耐えられない家になってしまったりと、たかがエアコン工事で甚大な被害を被る事になってしまいます。
『気密欠損・断熱欠損などを補う貫通スリーブの処理』
これは高気密高断熱住宅に限らず、一戸建て住宅全般にも言えることですが。配管穴を開けた後の処理も大事です。開けっ放しの所にエアコンを設置してしまったら建物とそこで生活する人間に多くの悪影響があります。
気密欠損による換気性能低下(不良)が原因の結露やカビによる実害にプラスして断熱材の欠損による熱損失が原因の、夏は暑く・冬は寒い、住みにくい家。
防水性能欠損による雨水の室内への水漏れや湿度過多、これはカビにも関係がありますね。
上記のような悪影響を最小限に抑えることが期待できる、弊社で行っている『配管穴気密断熱防水スリーブ』ですが。一般的に行われている『貫通スリーブを挿入するだけ』ではありません。気密テープ・気密シール・発泡ウレタン・変成シリコンなどなど、適材適所の施工処理を行い穴あけで生じたマイナスをプラスに変えてあらゆる隙間を塞ぎます。室外から受ける影響を限りなくゼロに近づけていきます。
これらの工程が夏の冷房効率アップ・冬の暖房効率アップに繋がり、夏は涼しく・冬は暖かい、住宅の本来持っている性能を十分に発揮できるようになります。
その他にも作業工程はありますが秘密にしておきます。また、企業秘密の部分が多いので画像がなくてすみませんm(_ _)m
弊社に見積もり依頼をしてくれたお客様にはもっと詳しく内容のご説明をいたしますのでご安心ください。ご納得の上で施工の可否を決めていただきたいと思っています(^^)
対応エリアはどこまで?
弊社は神奈川県横浜市にありますが、エアコン工事のことでお困りの方がいれば日本全国どこへでも伺います。
『高気密高断熱』
『新築一戸建て』
『足場が組めない』
『高所作業車が入れない』
『3階建て住宅』
『お隣さんの敷地に入ってもらいたくない』
『隣地に建物が建ってしまってハシゴが立たない』
『ロープアクセスが必要』
などなど、エアコン取り付け工事のことでお困りの方、弊社クアトロテクノサービスにお任せくださいませ。メールによるお見積りは無料です。
静岡は美味しい♪
さて、今回はここからが本題です。
私の生まれ故郷の静岡県の話です。ずばり『何を食べても美味しい』です。
霊峰富士と広大な駿河湾に囲まれたお土地柄、海の幸・山の幸なんでもござれです。
また、静岡県西部の浜松はYAMAHA・ローランド・BOSSなどの楽器メーカーの本社が多数あり、『音楽の都』として知られています。
静岡県東部には富士市・富士宮市という名前に『富士』がつく町があり、富士宮市には「日本一の山」で知られる富士山が鎮座しています。私は富士宮市の出身で、高校を卒業するまで毎日富士山を仰ぎ見ていました。
伊豆・熱海には名湯が沢山あり、日本全国から観光客が訪れています。
食べ物は美味しい、音楽も耳が美味しい、富士山も目に美味しい、温泉は身体に美味しい、と『美味しい』が贅沢に揃った静岡県です。
今回は仕事で静岡県を横断しましたが、その道中に味わった静岡をご紹介します。
▲東名下り牧之原サービスエリアにて『桜えびのかき揚げお蕎麦』
駿河湾でしか水揚げされない『桜えび』ですが、とても繊細な味をしています。1匹1匹がとても小さいのですが、その小ささからは想像もできないほどの甘みと旨味がギュッと詰まっています。
私はお蕎麦が好物なのですが、桜えびの掻き揚げをのせて頂くお蕎麦は格別です。
出汁の中に桜えびの旨味が溶け出してエビ風味の出汁になります、これが最高に美味しいです。
静岡県で桜えびのお蕎麦を頂くなら『スマル亭』というロードサイドにある立ち食いそば屋さんがオススメです。帰省した際に写真撮ってきます。
▲東名上り富士川サービスエリアにて『桜えび御膳』
また桜えびです(汗)しかも、しらすまでセットになっていました。最高です。駿河湾の『桜えび』と『しらす』はもはや2つで1つと考えていいでしょう。
富士山のミネラルをたっぷり含んだ海水をはじめ、いろいろな好条件が重なって駿河湾で捕れる魚介はとても美味しいのだそうです。本当に何を頂いても美味しいです。
お塩をほんの少し一振りして頂く桜えびの掻き揚げは絶品でした。旅の道中、富士川サービスエリアに立ち寄った際には是非是非ご賞味ください。
▲職人全員で駿河湾を頂きました。
そうそう、富士川サービスエリアは比較的新しいサービスエリアで、ちょっとしたテーマパークっぽい作りになっています。
▲なんと観覧車があります!サービスエリア内に。正式名称は『フジスカイビュー』と言うそうです。
東名高速からも入ることができ、一般道からも入ることができるサービスエリア兼道の駅、という扱いになっています。施設内には道の駅『富士川座楽』があっていろいろと楽しめます。明るい時間だったら富士山と駿河湾が一望できます。静岡生まれの私からのおすすめスポットのうちの1つです。
以上、本当に少しだけのご紹介でしたが、静岡県は美味しい県です。一度立ち寄ってみてください。